実際問題

残された彼女たちの音源を色々と聴いていて思ったのですが、ZONEが崩壊した原因はMIZUHOが脱退した事が直接的なキッカケではなくって、その一年前のTAKAYOが脱退した時から実は崩壊が始まっていたのではないか？という気がしてならない。TAKAYOはZONEにおいてメインボーカルでは無かったが、4人の中で最年長という事もありメンバーのまとめ役・そしてZONEにおける精神的支柱として非常に大きな影響力を持った存在だったように思います。その大きな柱であったTAKAYOの替わりを「ムードメーカー」というキャラクターでもって再び支えるというのは、MIZUHOにとってこれは非常に大きなプレッシャーだったのではないか。ムードメーカーってリーダーが居てこそ、その存在を大いにアピール出来るわけですし。まとめ役とムードメーカーの兼任ってのは実は負担が大きかったような気がします。少なくともZONEというグループにおいては。

TAKAYO脱退の真相については色々憶測がありますが、かつてメジャーデビュー当初から「第2のビートルズ」を標榜し、シンガーソングライターを目指していたTAKAYOにとって、一層のアイドル路線を進むZONEという居場所は、少々役不足に思われたのではないだろうか。今となっては最早その真相は分からないけれど。そんなような事を色々想い巡らせながら、今日からスタートしたiTunes Music Storeにおいて早速ZONEの音源をダウンロードしようと先程から探しているのだが、これがどこにも見あたらない。なるほどこれは多分何かしらトラブルが発生したのか若しくはメンテナンス中、という事なのであろう。まさかあのZONEに限って音源が用意されていない、などという失態は考えられないしありえない事なのだから。