AOKI takamasa + RYOICHI KUROKAWA

うってかわってこちらは情報量の少ないサウンドで如何にリズム感、グルーヴ感を引き出し聴かせるか、という感じの構成で。ビートひとつひとつが鮮明に響いて非常に存在感のあるリズムを刻んでました。ホントこの人のビートは躍動感と透明感が同居しててすんげえ気持ちいいです。あと青木さんはライヴではCDの音源をそのまま使わずリアルタイムで「演奏」しているのが良いですな。後半「Simply Funk」から"Superstrings 76"をやったけど、CDでは聴けないフロア仕様なアレンジというか、キックの音がより太くなっていてカッコ良すぎてた。あと黒川氏のミニマルな映像との相性も良かったなあ。以前、SKETCH SHOWと彼がコラボってるライヴがあって、でもその時は彼の映像が若干緻密すぎなのか、正直SKETCH SHOWサウンドとは合ってないように思えたんだけど、青木さんの音とはバッチシでビシッとキマってた。映像がビートと同期してたけどあれもリアルタイムで操作してたのかしら。ともあれ今後はこの組み合わせでライヴをやってって欲しいと思った。最高。