We Will Never Surface

 V.A / Submerge : Live In Japan
浮上しないことを命題に活動していた彼らのここ最近の堰を切ったような露出リリースバンバンっぷりのこの異常事態、今まで長年にわたってツンツンしていたツン期をようやく抜け出し、まさかのデレ期へと突入させたのは一体何なんだろう?と驚きを隠せないわけで「そ、そんなに素顔が見たいって言うなら、み、見せなくもないけど… べ、別に日本のみんなの為にリリースしたわけじゃないんだからね!」マッドマイクはツンデレ


そういうわけで、2005年2月13日のリキッドルームでのライヴと、同じく2005年に行われたメタモでのライヴ(3曲)が収録されており、マッドマイクのデレ顔も存分に拝見することが出来るSubmergeとしても初となるDVD作品なんですが、まあこれが見づらいのなんのって(;´Д`)基本的に照明を明々とさせてライヴをする人達じゃないから、そのせいでやたらと高感度ゆえの非常にザラついたスローでノイズたっぷりな映像に仕上がっちゃってますよ。まー映像としてのリリースを念頭に置いた撮影じゃなくて、あくまで記録用として撮っておいた映像なんだろうなあって気がしますね。まあそんななので繰り返し見ることもあまりなさそうなので、さっさとDVD Decrypteでアレをナニして音だけ抜いてMP3に。お約束ですね。つーかこれまともに見ると220分もあってそうとう大変です!!以前に各4曲づつセレクトして収録したCDが先行リリースされて、当初は曲数に物足りなさを覚えたりもしたけど、案外あれくらいのサイズが丁度良いんじゃね?とか思えてきた(;´Д`)


Los Hermanosのライヴ見てて気付いたけど、この時点でもうRolandoっていないのな。インナーにも"Jaguar"のクレジットにもRolandoの名前が一切記載されていないあたり、相当な確執があるのかなあとか思ったりもしたけど、でもこうやってライヴで演奏したりDVDとしてパッケージするあたりそうでもないのかしら。よく分からないですけども。


さて、マッドマイクはこのDVDの中でこんなことを言っている。

俺たちは以前マスクをし、顔を隠していた。俺たちミュージシャンは、無意味だからだ。スピーカーから出てくるサウンドにこそ意味がある。俺たち自身には、何の意味もない。俺たちはみんな、いつか死ぬからな。

複数の名義を持ち匿名性にこだわりを持つ彼らが、ここにきて覆面を取ってみせた(露出が増えた)のは何故なんだろうね。Gerald Mitchellのインタビューを見てもいまいち真意が掴めないんだけど。とは言え浮上しないよりしてくれるほうが全然有り難いわけで、今後もデレっとして欲しいなあと思います!(再びツン期に入ったらしいですけど!)

俺はマッドマイク レコードを作り続けるぞ!

濡れた(;´Д`)