ROMANTIC BREAK CORE!!!

 DE DE MOUSE / tide of stars
発売されてからだいぶ経つけどまだ聴いてます。はやくもおれ的2007年のベスト確定。聴く度に発見があるというか何かこうエグられるっつうか胸をわし掴まれるような感覚に苛まれる。同時に高揚感と郷愁感が一斉に襲いかかってくる。そんなような感じ。あーうまく伝えられないのがもどかしいんだけれど…。アルバムのコピーに「DE DE MOUSEの作る楽曲は私達が忘れてしまった大切ななにかをきっと思い出させてくれるでしょう」ってあるんだけど、これは大袈裟でもなくてわりとそうかもなあって聴いてて思った。聴き手それぞれに、その人のある種の郷愁感を呼び覚ましてしまう思い出再生装置みたいなそんなアルバム。オレの場合これを聴いてるとなぜか熱心にゲームミュージックを聴いていた小学生時代の頃を妙に思い出させられるんだけど(;´Д`)なにかこう「あの頃」に無理矢理連れていかれるような、そして聴き終わると切なさだけが残されててちょっとこれ困る!みたいな。あーこれはホント色んな人に聴いて貰いたい。まだAmazonタワレコじゃ買えないんだよね。


サウンドはどこか荒削りなところがあって、例えばboards of canadaUlrich Schnaussのようなもっと洗練した方向に向かうことも可能ではあったと思うんだけど、でもそこまで手を加えないギリギリ一歩手前の荒削り感が絶妙で、それがよりプリミティブで一層キラキラとしたサウンドへと、まあ何が言いたいのかというとDE DE MOUSEは良いですね!ということです。アルバム表題曲の"tide of stars"がいちばんグッと来ますオレは。