なんだか

「L-R Trax Live & Rare Tracks」の装丁が、あの舐めた表札デザインからいつの間にか変更されているよ。まあ別にどっちゃでも良いんですけども。それよりも「こちらの商品は、好評につき、予約受付を延長することとなりました。」とかさ、そういう見え透いたウソはホントどうかと思うよ!


それにしてもHMVのレビューではみんな軒並み「だめ!だめ!」ゆってて面白い。もう既に買ってはいけない扱い!"寝ている子をこんな形で起こさないで欲しい。"とか、ちょっと泣ける(;´Д`)


 W(ダブルユー) / 2nd W
良いです。いやよくやったなあって思いますよ。前作のデビューアルバムが、全曲ほぼ捨て曲ナシという尋常じゃない完成度だったので、前作以上の期待はしていなかったんだけど。前作は変な話「アレンジの賜物」みたいなところが少なからずあったわけで、まぁだからカバー曲ではない彼女たちのオリジナル曲が一体どんな感じになってんのか、っていう不安が多少ね。あったりなかったりで。正直"ロボキッス"や"あぁ いいな!"がシングルでリリースされた頃、歌番組等で彼女らがそれらを歌ってんのを聴いて、あーなんか違うなー。え?なまず?なんで?とか少々戸惑ったりもして。でも不思議なことにこうしてアルバムとなって通して聴いてると、なまず云々の箇所も特に気にならないというか、むしろあれが無いと据わりが悪いくらいに思えてくるから不思議(;´Д`)なんだかつんくにしてやられた気分。


今回の2ndアルバムですが、良く言えばバラエティ豊かな曲が満載。悪く言うと散漫、という感じは否めない。人によっては通して聴くのは少し落ち着かないかも知れないなあ。まあこういう事はアルバム化に際してよくある話ではありますが。"打武留友女子高等学校校歌"とか"INTERLUDE"なんかは、一度聴いたらもう聴かないような気がする。こういうネタっぽいのを余計だなあ。とか思ってしまうあたり、つんく楽曲の接し方を分かっていない、まだまだな人間なんだろうなあ、とか思った(;´Д`)車内でiPodを聴いてて"抱きしめないで〜日記付き〜"が流れるとついスキップさせてしまうヘタレです。でも、それで良いです。それが良いです。


あとはまあ"あぁ いいな!"のカップリング曲"乙女の携帯電話の秘密"が収録されてないのはちょっと納得いかんなと。この曲は"あぁ いいな!"から毒気を適度に抽出した爽やかポップスでむちゃくちゃ良かったのにな。この曲聴いて、あーこれならアルバムも大丈夫かしら。と思って期待してた一曲なだけに非常に残念。この曲をアレンジした平田祥一郎さんは、このアルバムでは他に"デコボコセブンティーン"や"十七の夏"のアレンジも担当。どれも良かった。この人ってビートマニアとかもやってた人なんですね。


基本的にダブルユーというのはカバー曲が多いせいもあってか、ある種パロディ的の側面も強かったりして(ド演歌・歌謡曲路線の"五月雨恋歌"とか)それは多分仕掛ける側も意図的にやってる事なんだろうけど、でも歌ってる本人達はパロディとしてやってるような意識なんてサラサラ無いんだろうなあ。前作のを聴いてると分かるけど、この子ら真剣だもんなあ。


なんか後藤真希の3rdアルバムが評判良いみたいで、ちと気になったり。


安めぐみはたまにその場しのぎのテキトーな相槌とか心ない振る舞い方とかするけど、それがまさに高田純次のそれで、ちょっと好感度が上がってます。