新 ナニワ・サリバン・ショー

新 ナニワ・サリバン・ショー

http://www.kiyoshiro.co.jp/news/event/index.html
http://funky802.com/naniwa/index.php
なんだかんだでアメママンが全部持ってったよなあ。仲井戸麗市が登場した時よりも歓声が凄まじかったしさ(;´Д`) で、アメママンが登場した時、舞台上にいる演者全員が吉本新喜劇ばりにコケまくるリアクションをしたんだけど、あの細野晴臣御大もしっかりと舞台上で過剰なくらいズッコけてくれていて、2階席からではあったけれどその瞬間を現場で立ち会えたことに思わず目頭が熱くなりいてもたってもいられず突然立ち上がってしまいひとり狼狽してました。


まあHISが結成以来初めてライヴをやるっていうのと、一度は忌野清志郎のライヴを観ておこうかなくらいの気持ちで行ってきたんだけど、なんかもうそんなテキトーな心構えで臨んだのが申し訳ないくらいっていうか、とにかく清志郎の演者さん達からの愛されっぷりっていうのが胸焼けするくらいでさあ、まあ観てる側にもそういう空気は当然伝染しちゃうわけで、お陰でなんだかとても充たされた気分の4時間あまりになるそのライヴショーは一言でいうとハッピー。ライヴ後半戦、清志郎インプロヴィゼーションのように吹き鳴らすフルートではじまる"明日無き世界"(これむちゃくちゃ良かった)からアメママンが登場する最後までホントにダレることなくハイテンションを維持したまま駆け抜けたライヴでしたよ。久しぶりにお腹いっぱいになれたイベントだった。


それにしてもHISはホントにユルかったね。勿論悪い意味じゃなくて。なんていうかビシッとユルくキメるっていう感じとでもいいますか、バックメンバーがコシミハルアコーディオン浜口茂外也(パーカッション)高野寛(ギター)っていうなにげに賑やかなメンバーであったにもかかわらず、坂本冬美がメンバー紹介してくれるまでオレ含め会場中の殆どが気付かなかったのには泣けた。あと登場するときにアリーナの真ん中を3人が手を繋ぎながら通って入場してきたんだけど、観客にもみくちゃにされながら入ってくる細野さんにはわらえた。そんな登場の仕方をする御大って多分初めてだよなあ。ちょうレア。それにしてもコシミハルのあのスタイルの良さはなんなんだ。サイボーグか。


今回初めて観たバンドのなかで一番の収穫だったのはGO!GO!7188でした。彼女たちはKIYOSHIRO&2・3'Sから"Let's Go (IKOHZE)"と"芸術家"を演奏したんだけどこれがまたえらくカッコよく!そしてかわいかった!っていうか!華奢な女の子がギターやベースをかき鳴らす様がオレは好きすぎるんだ!!!!!!!っていう事にとうとう気が付いてしまいました。