矢野さん

http://www.akikoyano.com/j/diary02.php

申し訳なかったのは、ウラシマタロコである矢野顕子は、グル−プ魂がなんであるのかさえわからず(でも、打ちあげでは握手してもらいました)、アンコールに登場したアメママンにいたっては、聞いたことすらなく。。。みんながこけるので、あわててこけてみましたが。いまだによくわかんないのー。

4/15にNHK-BS2でライヴの模様が放送されます。アメママンに驚いている矢野さんが見られるかもしれません。


 ACO / mask
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=KSCL000000946
かなり久しぶりの新譜だったようで。前作からはもう約3年近くになるのか。随分と待たせた今回のアルバムは、というかミニアルバムな感じですねこれ。30分くらいで6曲収録。サウンドは一応前作の片鱗は覗かせるものの、なんかもう思い切り分かりやすくストレートに来たなあっていう。つまりキャッチー。1曲目なんかホントにベタな4つ打ちモノっていうかYUKIの"joy"をACOがやってみるとこうなりました的な感じが(笑)なので"joy"とか好きな人にはウケが良さそうな気がしたよ。3曲目の"I Know What Boys Like"はAOKI takamasaが担当。彼のサウンドにおいて、こういう歌モノ路線というかヴォーカルトラックはあまり無かったけれど、実にポップなサウンドに。彼の次のアルバムがどんなのになるのかちょう楽しみになった。4曲目の"リクノリトウ"は降谷建志なんすね。スーパーカーかと思いました!


てな感じで、今回のはどうもサウンドばかりに気を取られるというか、あまりにもサウンドそのものが前面に出てきちゃってるような印象が。5曲目の"Cover Grrrl"なんて思い切りYMOの"Computer Game"を想起させるイントロで、聴いた瞬間に「あ、まりん」ってくらい趣味丸出しなサウンドになりすぎてて、なんつうかやりすぎ感すらあるというか、ちょっとそれどうなのよ?と(;´Д`) 単にまりんのトラックにACOのヴォーカルを乗せただけ、みたいになっちゃってる風なのが今回のアルバムでは目立つような気がしました。アルバム「absolute ego」の時のようなACOとアレンジャー、両者の絶妙なコラボレーション感みたいなのは今作では感じられなかったですね。トラック自体悪くないだけに余計に惜しいなあ、と。こういうポップ路線に回帰ってのも良いんだけど、どうせならもう1枚くらい前作の「Irony」路線を追求したのを聴いてみたかったなあ。