マイクさんのライヴDVDがちょう良い

 Mike Oldfield / Live at Montreux 1981
今年の5月くらいには海外盤が発売されていたのだが如何せんリージョン1だったので、まあ別にリージョン1でも良いんだけどあまりPCでDVDを見る気がしないんで国内盤が出るのを、出るんであろうというのを勝手に期待して今まで待ってました。


この映像は「QE2」がリリースされた時期のライヴということなので、主に「QE2」と「Platinum」をメインにした構成で演奏。あとは「Ommadawn」に「Tubular Bells」なんかも。個人的にマイク・オールドフィールドっていうと、まあ全アルバムを聴いてるわけじゃないんでアレなんですが「QE2」や「Platinum」辺りのアルバムが一番好きなんすよ。それまでのシンフォニックで壮大な長尺路線から一転、一曲一曲が短めでポップなロックサウンドに作風がガラッと変化したアルバムなんだけど、一般的に名盤とされる「Tubular Bells」や「Ommadawn」よりも好きだなあ。なので「QE2」「Platinum」をメインに演奏したライヴがあったこと自体がかなり嬉しい。しかも映像がチャンと残っていたとは。


メンバー編成は少数精鋭で非常にコンパクト。舞台上も所狭しとたくさんの楽器や機材類が設置。基本的にギター・ベース・キーボード・ドラム・パーカッションな感じでホンセクも一切いないから全体的にどの曲もロック調なバンドサウンドアレンジ。なのでこのDVDではギタリストとしてのマイクが存分に堪能出来ます。つーかスゴいはこの人。さっきまでマンドリン弾いてたと思ったら次の瞬間にはギターに持ち替えてたり、と思いきやいつの間にかキーボード弾いてたりとなんか器用すぎるというか瞬間移動っぷりがスゴい(;´Д`)


しかしまあやはり「Platinum」は圧巻の一言に尽きるなあ。特にPART2からPART3へ展開するところは客もヒートアップしててかなり良い。しかも何故かメンバー全員が急にワインだかシャンパンを飲み出すしで(;´Д`)あと「Ommadawn」でのマイクのギターもさることながら後半のパーカッションの迫力と熱さには観客も手拍子で応戦。最後は"Punkadiddle"で終わりますが、この曲はわりとコミカルな雰囲気がありますけど、このライヴでは異様にアツいギタープレイが見られます。後半のギターソロで観客を煽りまくるマイクさんステキ。


それにしても彼のギタープレイは田端義夫に激似すぎる。


つうことでリージョン1でも別に良いやって人はAmazonにてありえない価格で売られているんで、この時期のマイク・オールドフィールドが好きな人はなにがなんでも今度の週末までにメチャメチャスリムになって愛しアイツとメイキンラヴ。