イツダッテ 忘レズニ 想ッテイル
数々のアイドルやミュージシャンたちが、なにかリリースイベントやフリーイベントを開催する際によく利用することでおなじみ、千里ニュータウンの顔とも言うべき巨大なショッピングモールセンター「セルシー」内にあるセルシー広場。およそ2,000m2はあるその大きなイベントスペースにて、MIYUことMiyuこと長瀬実夕がようやく「再デビュー」というかたちで発売したシングル「Key 〜夢から覚めて〜」のリリースを記念した握手＆サイン会イベントが10月13日のセルシー広場にて開催されたので行ってきました。関係ないけどここって極端な状況になるとこんなになんのなー。
当日の天候は若干の曇り空。開始30分くらい前に到着したんですが、その時点でのイベントスペース内の人数（イベントを目的として来ていると思われる人）はおよそ200人ほど。開始直前ではイベントスペース内およびショッピングモールセンターの二階・三階からぼんやり眺めてる人を含めると大体300人以上くらいはいたと思います。そしてほぼ定刻通りに長瀬実夕が登場。衣装は黒のロングブーツに黒のニーソックス。そしてデニムのホットパンツという組み合わせによる絶対領域を確保。上はレザー系のライダースジャケット。
ということで「Key 〜夢から覚めて〜」リリース記念イベント＠千里中央・セルシー広場での長瀬実夕全発言記録です。id:meeeresさんの会話っぽいもの記法を使ってみたかっただけなんですけどね。
- MC
- みなさんこんにちは。今日は長瀬実夕さんのシングル発売記念のイベントにご参加というか、足を運んで頂いてホントにありがとうございます。たくさんの方々に来て頂いて、長瀬実夕本人もスゴく喜んでいると思います。たいへん長らくお待たせ致しました。これからですね、長瀬実夕さんにココに登場して頂いて、10月10日に発売となった「Key 〜夢から覚めて〜」を歌って頂きますので、みなさん大きな拍手で迎えてあげて下さい。よろしくお願いしまーす！それでは長瀬実夕さん、おねがいしまーす！（拍手）
- 長瀬実夕
- みなさんこんにちはー！長瀬実夕です。（拍手）スゴい…（笑）こんなにたくさんの人がいるなんて思ってなくて、スゴいびっくりしてるんですが、ホントに今日はみなさんありがとうございます。ありがとうございます。えーそれでは早速なんですが、あのー10日に発売になったばかりの、私の再デビュー曲を聴いて下さい。Key 〜夢から覚めて〜
- ♪「Key 〜夢から覚めて〜」
- 長瀬実夕
- どうもありがとうございまーす。えーあらためまして長瀬実夕です！（拍手）えっとーほとんどの方が初めましてになると思うんですが、私は10月10日にいま歌った「Key 〜夢から覚めて〜」というこの曲で、再デビューをしました。 えっとですねこの曲は、あのー今回私が作詞をしているんですけども、あのーこの作詞をするにあたってその、ひとりの女性を主人公にした失恋の物語を書こうと思ったんですけども、あのーこの曲はその恋愛の意味だけではなくってその、過去の自分だったりとか過去の経験や過去の思い出、とかそういうものとは決別をしてというか、そこに鍵をかけて心の中にしまってそれからまた新しく、新しい自分になって歩き出そうという、そういう思いを込めて書いた曲なので、あのー是非みなさんにはその詞にも注目をして、この曲を聴いてもらえたらなと思っております。 えっとーですね、あのー私はホントに久々に大阪に来たんですが、あのさっきですね実はあの、飛行機で東京から来たんですけど、あのーなんと空港を出た瞬間に、東国原、知事？宮崎の。宮崎県のあの知事の東国原知事がいまして、ちょっと驚いてたんですけども、あのー大阪に来たのになんか宮崎に来たのかな？って一瞬アレ？みたいな感じがあったりもしてスゴい、いきなりなんかビックリ事件があったようななんかしたんですけども。 あのそういえばですね私あのー話は変わるんですが、昨日ミュージックファイターという深夜にやっている音楽番組。キングコングさんとか青木さやかさんが、あのー司会を務めている歌番組に出たんですけども、昨日それをちょっと見たよとかいう人いますか？（関西地区ではまだオンエアされておらず、10月16日に放送されるという観客からの指摘を受けて）えーっ！？そうなの？（笑）なんかすいません。あ、いつですか？来週？火曜日？ら、来週やるんですね…。あ、すいませんなんか、スゴい何も知らずに場違いな話をしてしまいましたね。すいませんあの、じゃああのーまだということなので、それは是非良い宣伝になったなというかあっはは（笑） あのーね、是非じゃあここにいるみなさんには、みなさん全員にじゃあそのミュージックファイター見て頂きたいなと思いますので、あのなんとここだけの話というかもう見た方いるかもしれませんが、TUBEのみなさんからちょっとメッセージを戴いたりなんかもしているので、是非みなさんそちらの方もチェックして欲しいなと思います。お願いします。（拍手）すいませんありがとうございます。 はい、それではですね、あのーいま「Key 〜夢から覚めて〜」という曲を歌ったんですが、次はもう一曲あのー、あのーもう一曲だけ歌いたいと思います。えっとそのいま歌った曲のカップリング曲になるんですが、あの、私が今回こうやって再デビューをするにあたって、ホントに家族だったりとか、私の身近にいてスゴく支えてくれている方への、なんだろ日頃は言えない気持ちというか、感謝の気持ちだったりありがとうという言葉だったり、そういうホントに気持ちをたっぷり込めた曲を、今日は歌いたいと思います。それでは聴いて下さい。Thanks to you
- ♪「Thanks to you」
- 長瀬実夕
- どうもありがとうございましたー！
- MC
- どうもありがとうございました。もう一度みなさん盛大な拍手で迎えてあげて下さーい！（拍手）
- 長瀬実夕
- ありがとうございまーす！
- MC
- はい、あのーと言うことでいま聴いていただいた二曲なんですけども、10月10日に発売したということで、今日大阪でイベントをやらさして頂いてるんですけど、どうですか久しぶりの大阪の感想は？
- 長瀬実夕
- いやこんなにあの、たくさん人がーいるとは思わなくて、もう来た瞬間ビックリしましたよ。
- MC
- そうですよ二階も三階もみなさんいらっしゃいますから、手、手とかちょっと振って（笑）
- 長瀬実夕
- なんか、ははは（笑）どうもありがとうございまーす！ありがとうございます。
- MC
- で、あのー10月10日に発売をしたんですが、もういきなり来月には、なんと、アルバムが、
- 長瀬実夕
- はい。
- MC
- 待ってるということで（拍手）
- 長瀬実夕
- はい。ありがとうございます。
- MC
- そのアルバムまあ全11曲、ですか？
- 長瀬実夕
- 11ですね。はい。
- MC
- で、まあ全部作詞を、
- 長瀬実夕
- そうですね作詞は、はい。
- MC
- やられたということなんですけども、どのような感じのアルバムにひとことで言うとなりそうですか？
- 長瀬実夕
- もう、いまの私っていう感じで。これが、長瀬実夕ですという。なんだろ、挨拶。というか、とりあえずこれで私を知って下さい。という感じで、あの、みなさんにその一枚を聴いてもらえたら嬉しいなと思います。
- MC
- そうですね。あのーまあ「Key」という、その自分の今までの、
- 長瀬実夕
- はい。
- MC
- 昔には鍵をかけて、という事なんですけども、もうアルバムにも全部自分の、いまの新しい自分が入ってるっていう。
- 長瀬実夕
- そうですねー。あのー前グループやってる、ZONEっていうグループやってたんですけど、それからの約いままで二年半、あったんですけど、その期間のことだったりとかそういう普段、その時の気持ちだったり、あといまの気持ち？これから、新たに始めるにあたっての気持ちだったり、ホントにそういう気持ちがたっぷり入ってる一枚ですね。
- MC
- じゃあもうあの、新たにファンになっていただく方に、新たに知ってもらえる一枚になるということで。
- 長瀬実夕
- そうですね。はい。
- MC
- みなさんあのー是非、この機会にですね長瀬実夕さんを知っていただいて、あのーアルバムの方もちょっと購入していただきたいなーと思ってるんですけどみなさんどうでしょう？買っていただけますか？（拍手）
- 長瀬実夕
- ありがとうございます。絶対ですよ皆さん（笑）今日ここに来た皆さん、絶対ですよ（笑）よろしくお願いします。
- MC
- で、あのー10月10日に発売されたあのー「Key」の方をですね、購入して頂いた方に今日整理券とか持ってきて頂いてる方もいると思うんですけども、これからサイン会とさして頂きますので、
- 長瀬実夕
- はい。
- MC
- えーともうちょっと、ね。皆さんかなり待ち、待ってらっしゃると思うので。
- 長瀬実夕
- そうですね。すいません。はい。
- MC
- はやく！はやく！サインをしてもらいたいという方ばっかなので、あのーもうちょっと、もう時間というか、名残惜しいんですけど、
- 長瀬実夕
- はい。
- MC
- ここでちょっと最後に皆さまにひとことを頂きたいなと思います。
- 長瀬実夕
- はい。えっとー今日は皆さん最後まで聴いて下さってどうもありがとうございます！（拍手）ありがとうございます。えっとー先程も言いましたが、私は10月10日に「Key 〜夢から覚めて〜」という曲でデビューをしました。えっとこれからアルバムも来月には出るので、えっとー精一杯頑張っていきますので皆さん、応援よろしくお願いします！（拍手）
- MC
- はい、ありがとうございました。ではこのあとサイン会の方さして頂きますのでもう少々お待ち頂ければと思います。長瀬実夕さんでした。どうもありがとうございましたー。
- 〜握手＆サイン会が終了して〜
- MC
- はい、えーそれでは以上をもちまして、えー本日の長瀬実夕サイン会は終了となります。えーたくさんの方ご来場頂きまして、えー誠にありがとうございました。最後にですね、えー長瀬実夕の方から、えー皆さんにご挨拶させて頂ければと思います。
- 長瀬実夕
- 今日は皆さんホントにどうもありがとうございましたー！（拍手）えっとーこれからホントに精一杯頑張っていきますので、皆さん応援してくださいッ！よろしくお願いしまーす！（拍手）どうもありがとうございましたー。
- MC
- それではあらためまして盛大な拍手をよろしくお願い致します。長瀬実夕でしたー。ありがとうございましたー。（拍手）
握手＆サイン会の様子
進行的にはとくに急かされるような事もなく、淡々と各自持参または会場で購入したCDのジャケットにサインを書いて両手握手をしてもらうという流れ。アイドルイベントの握手会等にありがちな延々とがっつくような人が一切いなかったのが印象的。運営側はとてもラクだったんじゃないだろうか。そういやプレゼントを渡しているような人もほとんどいなかった。
MARIAやTakayoのライヴではいかにも！って人たちが大勢いたりするんだが、このイベントを見る限りではそういう人たちはほとんどいなくて、長瀬さんを支持する層とMARIAやTakayoのファン層とではもしかすると相容れないものがあるのかしら？とか思ったりした。ライヴ中もみんなおとなしくて特に総立ちになるようなこともなく、みんな黙って聴いていたからなあ。例えばZONE時代のそれこそ武道館ラストライヴなんかでは声援やコールがもの凄くあったはずなんだが、しかしまあ今回の曲はミディアムロックナンバーっていうこともあって、そういうノリにどう現場対応したらいいのかファンも手探ってる感じだったのかもしれないですけどね。
舞衣子・Takayoについで元ZONEメンバーを間近で見ることが出来たのは、今回の長瀬実夕で3人目になるんですが、ナマで見ると思ってたほど雰囲気は昔と変わりないなあと思った。ZONEが終わってしばらく北海道でちょこちょこと活動してた時期や、再デビューが決まった際の宣材写真なんかを見ると、確かに昔の面影が無くなっているような印象があって戸惑いはしたけれど、歌声や話し方なんかはMIYUそのものだった。そういや彼女の話し方の特徴として語尾にアクセントを付けるクセがあるんだけど（「〜してくださいッ！」みたいに）それをようやくナマで確認できたのでちょっと感動しました。
ライヴ＆トークが約20分。握手＆サイン会が大体1時間ほどでした。イベント終了時まで残っていた人たちは開始時の約7割ほど。出待ちの人数はおよそ40人程度でした。ということでお疲れ様でした！
長瀬実夕 / Key 〜夢から覚めて〜
http://www.youtube.com/watch?v=qPV7MxQGYpA
今から約一年ほど前にMIYUからMiyuとして活動再開の発表があり、道内で所属事務所の人たちとユニットを組んだり、また渚のオールスターズにボーカルとして参加するなど徐々にではあるが色々と動きがあったんだけれども、ソロとしてメインとなる活動は全く御無沙汰でどうなるのかと思っていたら、古巣のSMEからシーエー・モバイルの新規事業となる音楽レーベル・CAMエンタテイメントの所属アーティスト第一号に決定。名義も一時ZONEと平行しながらソロとして活動していた頃の「長瀬実夕」と再度あらためてのデビューとなった。
そしてメジャー復帰第一弾がこの曲なんだけども、今回自ら作詞を手掛けたということでイベントでも話していたけれど、再出発をテーマにしたストーリーがベースとなっていて、まあ再デビュー飾るにはこれくらいストレートにある種の「決意表明」が分かりやすく描かれている方が「成長した彼女」を演出するという部分においては手堅く纏まっていて良いんだろうけど、サウンドも同じように手堅く「オトナ」の部分をマイナーコードを基調としたロックサウンドで演出しているのが、なんというかベタベタすぎるなあという気がしてあまり面白いとは思わなかった。というのが正直なところ。とは言え二年半ものブランクを感じさせない高いポテンシャルを秘めた歌唱力は健在ではあるので、11月に出るアルバムには大いに期待したい。あとはギターをどうするのかが気になるなあ。
いただきました！ヽ(´ー｀)ノ
