最近買っていたCD


 DJ 3000 / Blood & Honey
http://www.juno.co.uk/products/271524-01.htm
前作の「Motech」がリリースされたのがついこないだのような気がするんだけど、今回2作目となるこのアルバムは前作よりもデトロイト的といえるストリングシンセの高揚感とダークエレクトロな要素がバランス良く絡み合っていて、力強いビートとシンセサウンドの流麗なメロディをハッキリと打ち出すことが出来たアルバムになっていると思う。軽すぎたりまた重すぎることもない絶妙なバランスが取れてるこのアルバムは、デトロイトテクノの入門としても最適な完成度の高い一枚なんじゃないかなあと。パーカッシブでトライバルな要素が全体を支配しているのでその辺も聴きやすくて良いと思います。ジェラルドミッチェルとの共作曲がチト短めなのが不満といえば不満かしら。あと関係ないけど、このアルバムから先行カットされたEP盤に収録されてるFabrice Ligの"Au Pont Des Ames Preues"が超絶良さげなので早くCDで聴きたい。


 鈴木さえ子 / I wish it could be Christmas everyday
 鈴木さえ子 / 科学と神秘
http://www.neowing.co.jp/JWAVE/detailview.html?KEY=BVCK-37074
当初予定されていた発売日から何度も延期が繰り返されていたのでリリースされてたのをつい忘れていた。こういう類のアルバムは早く買っとくのが良いです。欲しいと思った時にはもう手に入れられなかったりするんで。最近はセキスイハイムのCMになにげに出てるみたいですが言われな分かりませんでした。ところで本人立ち会いのもとリマスタリングされたこの二枚ですが、2ndの「科学と神秘」でラストの"恋する惑星"のイントロがフェードインするようになっていて、それまでにリリースされていた音源とは異なる処理がなされているのが気になるんだけど、一応今回のこのバージョンが本人的には正しいんだそうだ。確かにその前のトラック"天国への螺旋階段"がフェードアウトで終わってるから、繋がり方としては今回のが綺麗に纏まっているとは思うけど、その辺の事がライナーで書いてないからちょっと戸惑った。


ということで、あとはMIDI時代の音源復刻が待たれる。個人的には過剰にポップすぎる"Happy End"とかあの辺も好きなので。しかし彼女のようなガールポップはかなり稀有というか、大貫妙子EPOのような路線でもないしかといって過剰にガーリーでもないしで、女性がこういうひねくれポップをソロとしてやってたってのは当時としてはどういう扱われ方だったんだろうか。あと彼女みたいなのって今で言うと誰だろう。嶺川貴子とか?違うか。ということで、ドラマーとしての鈴木さえ子の勇姿はこちら。


FAIRCHILD / Jelly Eyesは甘くない


忌野清志郎+坂本龍一 / いけないルージュマジック@ザ・トップテン

自由すぎる。


 Javiera Mena / Esquemas Juveniles
http://tinyurl.com/3a6po6

どういう人なのか全く知らずなんとなく試聴してなんとなく買った一枚。ネオアコとエレポップが同居してるアルバムというか、打ち込み系のトラックとアコースティックなトラックなどそれぞれ楽曲ごとに曲調が異なっていたりとずいぶん振り幅の広い構成。なんとなくひとりラリプナっていう印象。あと髪質硬そうだなーとか。


 Takayo / My Best Friends
ソロとして復帰してから早くも2枚目のアルバム。前作はインディーズで、そして今回は一般流通扱いということで、これをもってとりあえず本格的な復帰ということになるんだろうか。しかし内容はともかく、今回のアルバムはまず音の悪さに驚いた(;´Д`)なんかスゲえ音が籠もってるのな。わざとですかこれ。あと1曲目の"My Best Friends"なんか、言っちゃあ悪いけど学祭レベルの稚拙なアレンジであまりにも音が軽すぎる。2曲目の"Butterfly"は前作「Takayo」にも収録されていた曲で、今回再収録にあたりよりハードな音に、という意向でリテイクされた曲なんだけどこれもただただ音が悪いだけで如何ともしがたいアレンジに。これなら前作のバージョンのがスッキリしてて良かったよ。


それに今回のアルバムは純粋な新曲が3つだけで、あとは前作からのアレンジ・リテイクが殆どっていう、ちょっと2ndというには物足りなさに欠ける印象がどうしても。どうせなら前作のに新曲とリテイク曲を入れて一般流通用に再リリースという形をとれば良かったんじゃないか。などと色々文句たれてみたわけだけど、でもこないだ渋谷でやったライヴはとても良かったし、何でも良いからこうやってコンスタントに活動してくれるのはそれだけで嬉しいわけです。それでもう満足なわけなんです。ダメですか?甘いですか?そうですか。良いんです別に。


 80★PAN! / 8 Carat Princess
ここで書いてます。


 INO hidefumi / The FORCE OF eXOTiC
http://www.juno.co.uk/products/271107-01.htm
タワレコ独自企画盤のミニアルバム。エキゾ音楽をコンセプトにしたB級エキゾトロニカという解説にあるように、今回は前作とは違ってよりラウンジよりに作られた印象。フェンダーローズが醸すくすんだ音像はエキゾチックなシズル感を煽っていて心地良い。音は違うけどこういう「なんちゃってリゾートサウンド」な組み立て方は、砂原良徳が飛行機三部作あたりでやっていた感触と似てるなあとか思った。ところで予約してるとDVDが付いてたという話を聞いたんだがなんですかそれ。


 Towa Tei / Stupid Fresh
http://www.cisco-records.co.jp/html/item/002/015/item142037.html
新古品100円であったので買った。これは「SOUND MUSEUM」のリミックス盤。もう10年も前のアルバムか。1曲目にある細野さんのやりすぎない控え目なリミックスが良い。そういやマリンバ叩いてんだよな確か。


 TRANS AM / SEX CHANGE
http://www.juno.co.uk/products/256109-02.htm
いやあこれは良かった。ニューオーダーのようなエレポップ色が強かった「TA」や、前作「Liberation」のようなシニカルでストイックな音作りとはまた違ったかなりストレートなロックサウンドが戻ってきた。Fujiya & Miyagiのような淡々としたクラウトロックのテイストがあったり、と思えば極端にヘヴィメタルよりなアレンジしてる曲があったりなどストレートでフィジカルではあるんだけどわりと多彩に遊んでる。個人的に4曲目の"Conspiracy of the Gods"があまりにもS.S.T. BANDのアフターバーナーすぎてちょっと面白かった。スゲえカッコいい。


 浜崎あゆみ / ayu-mi-x II version Acoustic Orchestra
 浜崎あゆみ / ayu-mi-x III Acoustic Orchestra Version
わけあっていろいろ集めているんです。